マウスピース矯正の種類・費用

マウスピース矯正ブランドの種類や特徴、料金を徹底解説!

マウスピース矯正を検討していると、「マウスピース矯正は種類があるの?」「何を選べばいいの?」

こんな悩みに直面していませんか?マウスピース矯正ブランドは、国内外問わず多くあります。それぞれ特徴があり、気になる料金も異なります。

そこで本記事では、マウスピース矯正ブランドを選ぶときのポイントや10ブランドの特徴、料金について詳しく紹介していきます。是非とも最後までご覧いただき、参考にしてください。

 

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを使用して歯並びを整える治療方法です。マウスピースは個々の患者さまの口腔内形状に合わせてカスタムメイドされ、歯にぴったりとフィットします。

治療期間中、患者さま自身で数週間ごとに新しいマウスピースに交換して、徐々に歯を目的の位置に移動させていく矯正方法です。

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正には次のようなメリットがあります。

順番に説明します。

1:目立たない外観

マウスピース矯正の最大の魅力は、審美性に優れていることです。薄くて透明な素材を使用しているので、矯正しているとバレたくないと考えている方にとって最適といえるでしょう。

しかし、マウスピースが全く見えないわけではありません。近くで口元をじっと見ると、装着していることがわかりますが、基本的にはほとんど目立ちません。

2:取り外し可能

マウスピースは自分で着脱できます。

食べるときや歯磨きするときは取り外すため、矯正前のときと同じようにできます。

取り外して歯磨きできるのでしっかり清掃でき、虫歯や歯周病などのリスクも低減できるでしょう。

3:トラブルが少ない

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて歯に加わる力が弱いため、比較的痛みが出にくい特徴があります。

また、ワイヤー矯正のように矯正装置が外れてしまうことや、矯正装置によって口腔内を傷つけてしまうなどのトラブルも少なくなります。

4:アレルギーの心配がない

マウスピース矯正では、金属を使用しません。

そのため、金属アレルギーの方や、金属を口腔内に入れることに抵抗を感じている方も、安心して治療を進められます。

5:治療後を可視化できる

マウスピース矯正をはじめる前に、矯正治療後はどのような歯並びになるのかを、コンピュータ上でシミュレーションします。

どのような歯並びになるのかを実際に目にすると、矯正治療へのモチベーションを高く保てるでしょう。

マウスピース矯正のデメリット

マウスピース矯正には次のようなデメリットがあります。治療をはじめる前にあらかじめ確認しておきましょう。

一つずつ説明します。

1:症例が限られている

マウスピース矯正は、全ての歯並びに対応していません。また、マウスピース矯正にはいくつかのブランドがあり、それぞれのブランドによって対応している症例も異なります。

マウスピース矯正は比較的軽度な症例に対応しており、骨格に問題がある場合や重度の歯並びの悪さの場合、適応できないこともあります。

2:自己管理が必要

マウスピース矯正は取り外し可能ですが、徹底した自己管理をしなければ紛失してしまうことがあります。

また、複数のマウスピースを自己保管しますが、紛失してしまっては作り直しが必要となり、費用がかかり治療期間も長くなります。また、衛生状態を保つために毎日の適切なケアも必要です。

3:装着時間の長さ

マウスピース矯正を成功させるには、装着時間を徹底して守らなければいけません。

1日20時間以上の装着が必要となり、装着しなければ治療計画通り歯が動きません。

そのため、忘れがちな人や管理が苦手な人にとっては不向きかもしれません。

マウスピース矯正の種類

マウスピース矯正には、全体矯正と部分矯正の2つのアプローチがあります。どちらの治療も、口腔内の具体的な状態や治療目標に応じて選ばれます。どちらの矯正方法がよいのかは、自己判断できず歯科医師による診断が必要です。

全体矯正と部分矯正の違いについて説明します。

全体矯正とは

全体矯正は、上下の奥歯を含む歯全体を対象として行われる矯正治療です。主に重度の歯列不正や、かみ合わせなどの問題があるときに対応しています。

全体矯正では、歯全体のバランスを考慮しながら、より複雑で広範囲の調整を行います。全体矯正は通常、部分矯正よりも治療期間が長くなり、料金も高くなります。

部分矯正とは

部分矯正は、特定の歯だけを対象とした矯正治療です。

主に前歯のみの矯正や、軽度の歯並びの乱れに対応しています。

部分矯正は全体矯正に比べて治療期間が短く、コストも抑えられることが一般的ですが、歯並びの状態によっては、対応できません。

マウスピース矯正のブランドを選ぶポイント

マウスピース矯正には、国内外の多くのブランドが存在し、それぞれ特徴や技術が異なります。すべてのブランドを歯科クリニックの中で選べるのではなく、それぞれの歯科クリニックで取り扱っているブランドが異なります。

マウスピース矯正のブランドを選ぶ際には、各ブランドの特徴を理解し、自分のニーズに合ったものを選ぶ必要があります。マウスピース矯正ブランドを選ぶポイントは、次の5つです。

順番に解説します。

1:治療範囲と対応症例

ブランドによって得意とする矯正範囲や対応できる歯並びの種類が異なります。

また、全体矯正と部分矯正の両方に対応しているブランドもあれば、部分矯正のみのブランドもあります。

自分の歯並びが対応しているのかどうかは、実際に歯科医師の診察と診断を受けなければ判断できません。

2:料金と支払い方法

矯正治療には大きな費用がかかるため、予算に合ったブランドを選ぶことが重要です。総コストだけではなく、分割払いや初期費用、追加費用の有無も確認しましょう。

矯正治療にかかる具体的な費用は歯科医師の診断が必要で、契約前に具体的な金額と内訳が提示されます。後で後悔しないためにも、料金について納得してから契約しましょう。

3:治療期間

それぞれのブランドによって推奨している治療期間が異なります。

どれくらいの期間が必要かを事前に把握し、自分のスケジュールやライフスタイルイベントに合っているかなども考えておきましょう。

4:サポート体制

トラブルの起きにくいマウスピース矯正ですが、起きないわけではありません。

治療中の不安や悩み、問題に対するサポート体制が整っているのかも確認しておきましょう。

サポート体制があると安心して治療をすすめられます。

5:利便性とアクセスのよさ

通院が必要な場合、クリニックの立地やアクセスの良さも重要です。治療計画通り進めるためには、指定された時期にしっかり通院することが大切です。自分が通いやすい立地に歯科クリニックがあるのかを確認しましょう。

また、忙しくて定期的な通院が難しい場合、ほとんど通院の必要がないブランドを選ぶこともできます。自分のライフスタイルに合わせた選択をしましょう。

次の項目から、全体矯正と部分矯正ができるブランド、定期的な通院が必要なブランドと不要なブランドに分けて紹介していきます。

全体矯正と部分矯正ができ、定期的な通院が必要なブランド

はじめに、全体矯正と部分矯正ができ、定期的な通院が必要な4つのブランドを紹介します。

順番に詳しく紹介します。
※2024年4月時点の情報をもとに編集しています。
※価格は税込で表示しています。

インビザライン

ブランド インビザライン
矯正範囲 軽度〜重度
適用範囲 全体矯正/部分矯正
費用(目安) 全体矯正:80〜100万円/部分矯正:40〜60万円
支払い方法 それぞれの歯科クリニックによって異なる
期間(目安) 全体矯正:2年〜3年程度/部分矯正:半年〜1年程度
通院 1ヵ月〜2ヵ月に一度通院

インビザラインとは

インビザラインは、1997年にアメリカで設立されたブランドです。マウスピース矯正の元祖ともいえます。現在では、世界で1,700万人以上(2023年12月末時点)が使用する実績があり、診療実績数は他ブランドに比べて圧倒的に多くなります。インビザラインと提携している歯医者は、日本国内で3,100以上です。
インビザラインは他ブランドと比べて、幅広い症例に対応できるのが特徴です。重度の歯並びの悪さや、かみ合わせの治療が可能です。

インビザラインのプランと料金について

インビザラインには次のような種類があります。

  • インビザライン:全体矯正
  • インビザラインGo:奥歯を除く計20本を対象とした部分矯正
  • インビザラインファースト:永久歯と乳歯が混在している6歳〜12歳のお子さまが対象

インビザラインの費用は、歯科クリニックによって異なります。他のマウスピース矯正ブランドと比較すると、高め傾向にあります。費用はそれぞれの歯科クリニックによって異なります。
目安として全体矯正は80〜100万円程、部分矯正は40〜60万円ほどです。歯科クリニックによっては、通院時に調整料が別途必要なこともあります。

また、インビザライン(全体矯正)の中にも4つのプランが用意されています。4つのプランでは、重度になるほど料金が高くなり、治療期間が長く必要です。軽度になるほど料金が低く、治療期間が短くなります。

  • コンプリヘンシブ:重度の歯並びに対応/あらゆる歯並びの悩みに
  • モデレート:中度の歯並びに対応/大きくかみ合わせを変えない
  • ライト:軽度の歯並びに対応/軽度のかみ合わせの悩みや、乱れが少ない歯並びに
  • エクスプレス:ごく軽度の歯並びに対応/少し気になる歯並びのずれに

H3 DPEARL(ディパール)

ブランド DPEARL(ディパール)
矯正範囲 軽度〜やや重度
適用範囲 全体矯正/部分矯正
費用(目安) 30.8万円/42.9万円/55.44万円/69.3万円
支払い方法 銀行振込/クレジットカード/デンタルローン
期間(目安) 〜4ヵ月/〜6ヵ月/〜8ヵ月/〜10ヵ月
通院 原則1ヵ月に1回程度の通院

DPEARL(ディパール)とは

DPEARLは日本のマウスピース矯正ブランドであり、提携クリニックが全国26医院に展開しています。
軽度〜やや十度までの幅広い症例に対応しています。しかし、ワイヤー矯正の方が望ましい症例に関しては、対応できないことがあります。
DPEARLはLINEと専用のアプリを使用したサポート体制が充実しています。トラブルや心配事があるときはLINEを使用して相談でき、専用のアプリを使用してモチベーションを維持できます。

DPEARL(ディパール)のプランと料金について

DPEARLには4つのプランがあります。また、初診料として3,300円、定期検診の際に処置がある場合は2,200円、処置がない場合は550円別途必要です。

  • SHORT PLAN(30.8万円):軽度の歪みを矯正する
  • STANDARD PLAN(42.9万円):前歯などの部分矯正
  • LONG PLAN(55.44万円):全体的な歯並びを改善する
  • HYBRID PLAN(69.3万円):奥歯から歯を動かしてかみ合わせも改善する

マウスピース矯正ローコスト(LCM)

ブランド マウスピース矯正ローコスト(LCM)
矯正範囲 軽度〜重度
適用範囲 全体矯正/部分矯正
費用(目安) 30万円〜/45万円〜/55万円〜
支払い方法 現金/クレジットカード/デンタルローン/ローコストPay
期間(目安) 3ヵ月〜1年半
通院 2ヵ月に約1回の通院

マウスピース矯正ローコストとは

マウスピース矯正ローコストは、リーズナブルな価格設定で知られている、日本発のマウスピース矯正ブランドです。全国に300以上の提携クリニックがあります。
軽度〜重度の幅広い歯並びに対応できますが、顎の骨などの骨格に問題がある場合、対応できないこともあります。
所属している歯科技工士が国内の自社工場でマウスピースを製造しているため、最短2週間で矯正治療をスタートできます。

マウスピース矯正ローコストのプランと料金について

マウスピース矯正ローコストには3つのプランがあります。そのほか、初回検診料3,850円〜、再診療が3,850円程度、リテーナーの作製費用が発生します。
費用はそれぞれの歯科クリニックによって異なります。

  • ライトプラン(30万円〜):前歯の少しズレた部分のみを治療する部分矯正
  • スタンダードプラン(45万円〜):奥歯を含めた全体を治療する全体矯正
  • プロプラン(55万円〜):監修医師が治療するプラン

ウィ・スマイル矯正

ブランド ウィ・スマイル矯正
矯正範囲 軽度〜重度
適用範囲 全体矯正/部分矯正
費用(目安) 1,650円〜66万円 コースによって異なる
支払い方法 現金/クレジットカード/デンタルローン
期間(目安) 平均3ヵ月〜11ヵ月
通院 2ヵ月〜3ヵ月に一度通院

ウィ・スマイル矯正とは

ウィ・スマイル矯正は、日本のマウスピース矯正ブランドで、1回から試せる低コストの矯正プランを提供しています。全国に58の提携クリニックがあります。
軽度〜重度の症例に対応しており、他院では対応できないと言われたケースでも対応できることもあります。
ウィ・スマイル矯正では利益を大幅にカットし、使用するマウスピースは大手マウスピースメーカーから大量発注して単価を下げることで低単価を実現しています。

ウィ・スマイル矯正のプランと料金について

ウィ・スマイル矯正の料金は、回数制です。ウィ・スマイル矯正では、初期費用(相談料・検査料・診断料)が0円(費用は歯科クリニックによって異なる)です。また、追加費用がかかりません。

  • 1回プラン(1,650円):毎月30名限定でお試しプラン
  • 4回コース(10.78万円):軽度のガタつきがある、まずはお試しでと考えている
  • 8回コース(23.1万円):軽度のガタつきがある、出っ歯やすきっ歯を改善したい
  • 12回コース(35.2万円):中度のガタつきがある
  • 18回コース(51.7万円):中度〜重度のガタつきがある
  • 24回コース(66万円):重度のガタつきがある

全体矯正と部分矯正ができ、定期的な通院が少ないブランド

全体矯正と部分矯正ができ、定期的な通院が不要・少ないブランドを3つ紹介します。

詳しく紹介します。
※2024年4月時点の情報をもとに編集しています。
※価格は税込で表示しています。

Oh my teeth

ブランド Oh my teeth
矯正範囲 軽度〜中度
適用範囲 全体矯正/部分矯正
費用(目安) 全体矯正:66万円/部分矯正:33万円
支払い方法 銀行振込/クレジットカード/デンタルローン
期間(目安) 全体矯正:6ヵ月程度/部分矯正:平均3ヵ月
通院 最低1回のみ/治療開始後は通院の必要なし

Oh my teethとは

Oh my teethは、2019年に設立された日本初のマウスピース矯正D2Cブランドです。D2Cブランドとは、Direct to Consumerの略で、仲介者を介さずに製造者からユーザーへ直接商品が販売されることです。現在提携しているクリニックは東京に4医院、大阪に1医院です。
軽度〜中度の歯並びを対象としており、抜歯が必要な場合や重度の顎関節症の場合など、適用外になるケースがあります。
来院は最低1回のみとなっており、治療開始後は通院の必要がありません。ビデオ通話やLINEを通じて、専門の医療チームが24時間のサポート体制を整えています。
初診料(3D歯型スキャン・レントゲン・シミュレーション)が無料な点も特徴です。

Oh my teethのプランと料金について

Oh my teethの料金は期間に関わらず一律で、2つのプランで構成されています。

  • Basic:上下前歯の部分矯正(9割の方が利用)
  • Pro:上下奥歯からなおす全体矯正

部分矯正は33万円、全体矯正は66万円とわかりやすく、マウスピースを破損・紛失しない限り追加料金は基本的に発生しません。

hanaravi(ハナラビ)

ブランド hanaravi(ハナラビ)
矯正範囲 軽度〜中度
適用範囲 全体矯正/部分矯正
費用(目安) 33万円/49.5万円/66万円
支払い方法 銀行振込/クレジットカード/デンタルローン
期間(目安) 5ヵ月〜18ヵ月
通院 平均1.3回/基本的に治療開始後は通院の必要なし

hanaravi(ハナラビ)とは

Hanaraviは、2020年に日本で開始されたマウスピース矯正ブランドです。現在提携しているクリニックは東京に3医院、大阪に1医院、京都に1医院です。
軽度〜中度の歯並びに対応しており、歯並びや顎の状況によっては適用できないケースがあります。
通院は相談や診察のみとなっており、治療開始後は来院する必要はありません。毎月自宅に送られてくるマウスピースを使用して治療を進めます。困ったときはLINEで相談できるサポート体制があり、2週間に一度歯の写真をLINEで送り、状況を確認しています。

hanaravi(ハナラビ)のプランと料金について

Hanaraviには3つのプランがあります。契約後の追加料金は基本的に発生しません。

  • Basicプラン(33万円):軽度な歪みやガタつきがあるケース
  • Mediumプラン(49.5万円):軽度〜中度の歪みやガタつきがあるケース
  • Proプラン(66万円):中度以上の歪みやガタつきがあるケース

Zenyum(ゼニュム)

ブランド Zenyum(ゼニュム)
矯正範囲 軽度〜重度
適用範囲 全体矯正/部分矯正
費用(目安) 全体矯正:57.5万円、または 66万円
部分矯正:324,500万円
支払い方法 現金/クレジットカード/デンタルローン
期間(目安) 全体矯正:最大15ヵ月程度/部分矯正:3ヵ月〜9ヵ月程度
通院 3〜4回の通院

Zenyum(ゼニュム)とは

ゼニュムは、シンガポール発のマウスピース矯正ブランドです。アジア諸国で広く導入されており、2021年に日本市場に導入されました。
軽度から重度の歯並びに対応しており、オンラインで無料診断を受けて、ゼニュムのマウスピース矯正が適用できるのか判断します。
ゼニュムは専用アプリを活用して、顧客サポートやドクターチェックを行うことが大きな特徴です。3〜4回程の通院は必要ですが、それ以外のフォローアップや進歩確認はオンラインで行われます。

Zenyum(ゼニュム)のプランと料金について

ゼニュムには次の2つのプランがあります。

  • ゼニュムクリア:軽度〜中度の症例に対応。最大奥歯を除いた20本の歯を動かす部分矯正
  • ゼニュムクリアプラス:重度の症例に対応。全体矯正

全体矯正の場合57,5万円または 66万円。部分矯正の場合324,500万円です。それぞれ、精密検査費用を別途22,000円〜33,000円(税込)必要です。

部分矯正に特化しており、通院が必要なブランド

部分矯正に特化しており、通院が必要なブランドを3つ紹介します。

順番に詳しく紹介します。
※2024年4月時点の情報をもとに編集しています。
※価格は税込で表示しています。

Smile TRU(スマイルトゥルー)

ブランド Smile TRU(スマイルトゥルー)
矯正範囲 軽度〜中度
適用範囲 部分矯正
費用(目安) 20〜60万円
支払い方法 それぞれの歯科クリニックによって異なる
期間(目安) 3ヵ月〜8ヵ月程度
通院 2週間に一度通院

Smile TRU(スマイルトゥルー)とは

Smile TRUは、アメリカで開発されたマウスピース矯正ブランドです。世界各国で使用されており、日本でSmile TRUと提携している歯科クリニックは1,500以上です。
日本では部分矯正のみ対象となり、比較的軽度な歯並びを対象としています。そのため、重度の歯並びの乱れや、骨格に問題がある場合は適応外となることがあります。

Smile TRU(スマイルトゥルー)の料金について

Smile TRUの料金は部分矯正のみで20〜60万円程です。歯科クリニックによって通院時に調整料が別途必要なこともあり、それぞれの歯科クリニックによって料金は異なります。
犬歯から犬歯までの6本のみで治療可能なケースと、第二小臼歯から第二小臼歯までの20本を治療するケースがあり、それぞれ必要なマウスピースの枚数によって金額が異なります。

キレイライン矯正

ブランド キレイライン矯正
矯正範囲 軽度〜中度
適用範囲 部分矯正
費用(目安) 19.8万円〜46.2万円
支払い方法 現金/クレジットカード/デンタルローン
期間(目安) 2.5ヵ月〜1年程度
通院 都度払い:約3週間に一度の通院
コース契約:約2ヵ月に一度の通院

キレイライン矯正とは

キレイライン矯正は、2017年に設立された日本発のマウスピース矯正ブランドです。現在、国内で130以上の歯科クリニックで取り扱われており、患者さま数は12万人を超えています。
犬歯から犬歯までの前歯上下6本ずつ、合計12本の歯のみを対象とした部分矯正です。
キレイライン矯正は、トラブルがあったときのために専用のサポートチームがいるため、困ったときは気軽に相談できるでしょう。

キレイライン矯正のプランと料金について

キレイライン矯正の料金は、都度払いと3種類のコース払いがあり、コース払いの方が都度払いよりもお得です。定期的に型どりをして、その都度新しいマウスピースを作製して治療をすすめます。
また、ホワイトニング剤が最低1本、契約に応じて最大4本が料金に含まれています。

  • 都度払い:4.4万円(治療一回ごとに料金を支払う)
  • 5回コース:19.8万円
  • 10回コース:33万円
  • 15回コース:46.2万円

初回検診料や再診療が3,300円程必要です。

WHITE LINE(ホワイトライン)

ブランド WHITE LINE(ホワイトライン)
矯正範囲 軽度〜中度
適用範囲 部分矯正
費用(目安) 19,800円〜44万円
支払い方法 現金/クレジットカード/デンタルローン/各種電子マネー
期間(目安) 最短3ヵ月〜12ヵ月
通院 1ヵ月〜3ヵ月に一度の通院

WHITE LINE(ホワイトライン)とは

WHITE LINEは日本発の、完全国内生産にこだわっているブランドです。関東を中心に提携クリニックが17医院あります。
軽度〜中度の症例に対応しており、部分矯正に特化しています。症例によっては対応できないことがあります。また、ワイヤー矯正とのかけ合わせによる治療も可能で、さまざまな矯正プランに対応できることも特徴です。

WHITE LINE(ホワイトライン)のプランと料金について

WHITE LINEは都度払いと無制限プランがあり、治療回数の目安から治療プランを決めます。そのほか初回検診料3,500円、再診療3,300円、リテーナーなどの別途費用が必要です。

  • 1回お試し:19,800円
  • 都度1回:33,000円
  • 無制限プラン:440,000円

まとめ

マウスピース矯正には国内外の多くのブランドがあります。それぞれのブランドの特色が異なり、適応できる範囲も異なります。マウスピース矯正のブランドを選ぶ上で、自分の希望の優先順位を決めておきましょう。通院が必要なのか不要なのか、自宅から近い場所がよいのか、予算など考慮すべき点は多くあります。自分のニーズに合っているブランドや気になるブランドが見つかったら、まずは相談して実際に話を聞いてみましょう。

※本記事は2024年4月時点の情報をもとに編集しています。最新情報とは異なる可能性があります。最新情報は各ブランドの公式ページで確認してください。
※価格は全て税込で表示しています。